腸内に便が溜まることが肌荒れの原因!?ツライ便秘が肌トラブルをもたらすメカニズムとは?

便秘に悩んでいる女性は多いと思います。

男性よりも女性のほうが便秘になりやすいのは、筋力が弱いからだと言われていますね。

筋力が弱いから胃下垂や内臓下垂が起こりやすく、下がった臓器が腸を圧迫するので便秘になりやすいのです。

また、筋力が弱いこと自体で腸の運動が鈍くなり、便を押し出す腹筋の力も弱いということになります。

便秘になるとお腹が張って苦しいだけでなく、お肌の調子も悪くなります。

いくら高い化粧品を使ったとしても、お肌自体が健康でなくては効果がありません。

便秘と肌トラブルにはどのような関係があるのか、考えてみましょう。

腸内環境悪化がすべての始まり!便秘で肌トラブルになるメカニズム

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近年、便秘と肌荒れの関係性について注目が高まっていますので、気になる人もいることでしょう。

便秘と肌荒れが密接に関係しているのは事実です。

では、便秘から肌荒れが発生するメカニズムをご紹介しましょう。

便秘が慢性化すると、腸内には常に便が滞留している状態になります。

便はもともと摂取した食べ物から必要な栄養素を取り除いた後の老廃物ですので、なるべく早く体外に排出するべきものです。

長期的に便が体内に居つづけると、便の腐敗や発酵が進むことがあります。

善玉菌が減少して悪玉菌の勢力が強くなってしまいますので「有害物質」「ガス」が発生してしまうのです。

有害物質から増えてくると体は有害物質を排出することによって防衛しようとしますが、便が詰まっているので出口がふさがれている状態になります。

有害物質は腸壁から吸収されて血液中に溶け出し、全身に巡ることになってしまうのです。

このように体中をめぐった有害物質は、「汗」「皮脂」などの形を借りて毛穴などから体外に放出されることになります。

しかし、肌細胞にはもともと肌に溜まった「余分な水分」「汚れ」を排出する働きがあります。

有害物質の排出に手間を取られると、通常の肌細胞の働きだけでは肌の新陳代謝が追いつかなくなってしまいます。

このために、汚れを取り除き切れなくなって肌荒れの原因になり、肌の状態が悪くなることにつながるのです。

体内で発生した有害物質はどこへいく?肌の新陳代謝が悪くなる理由

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私たちが呼吸をしたり食事を摂ることによって、有害物質や添加物などの不要物も体内に入ります。

栄養素の多くは小腸で吸収されて血管に入って、血液により肝臓に運ばれるのですが、必要なものは体に取り込まれ、不要なものは排出されます。

肝臓有害物質や添加物を代謝、分解して無害化する働きを持っています。

肝臓で分解しきれないものはさらに血流に乗って腎臓に運ばれ、なるべく再利用をしています。

そして最終的な不要物は便として体外に排出されるのですが、解毒のために働いている肝臓ですので、添加物が多い食品などを食べ続けたりアルコールを摂り過ぎたりしまうと、肝臓は分解するために過剰に働かなければなりません。

肝臓の働きが悪くなって代謝しきれなければ、血流に有害物質がまわってしまって肌荒れの原因になります。

血色が悪くなって「透明肌」とは程遠くなってしまうのです。

また肝臓は「栄養の貯蔵庫」ですので、働きが悪ければ摂った栄養素が貯蔵できなくなり、体に行き渡らせることができなくなります。

これが肌に必要な「ビタミンB不足」などに繋がって肌荒れを引き起こすことがあるのです。

また、胃でかき混ぜられた食べ物は小腸で栄養のほとんどを吸収して、大腸で水と一部のビタミンを吸収します。

栄養素を吸収する腸が不調になると、必要な栄養が全身に行き渡らずに皮膚の健康が損なわれて肌が荒れてきます。

ですから、極端な便秘になってしまうと、体外に排泄しようとしていた毒物が腸内に留まってしまって本来の腸内環境を乱し、善玉菌が減って悪玉菌が繁殖してしまいます。

悪玉菌が産生したガスなどは血中に吸収され、また肝臓に負担をかけますので、「ニキビ」「湿疹」などの皮膚トラブルを引き起こしてしまうのです。

便秘だと自律神経の働きも弱まる!肌のトラブルから回復できない悪循環

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便秘とは腸内に長時間便が溜まっており、排出すべき老廃物や毒素が蓄積されている状態のことです。

便秘というのは「何日も出ない」ということだけではありません。

・食物繊維が不足している
・消化が良い食べ物ばかりを食べている
・ストレス
・運動不足
・水分をあまり摂取しない

などの原因で腸の動きが悪く不安定になり、腸に滞留したまま水分が少ない便となっているのです。

腸内では少しずつ水分が吸収されていきますので、長く留まった便はどんどん水分が失われて硬くなってしまいます。

「汚れた排水管」をイメージすると分かりやすいですね。

悪い環境であれば、それに合わせて悪玉菌が繁殖しやすくなってしまいます。

悪玉菌が繁殖すると、もともといた善玉菌で生態系を成している「腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)」を奪ってしまうのです。

そして、便秘の影響は腸内環境の悪化だけではなく、自律神経の働きも弱めてしまいます。

自律神経新陳代謝を司っている部分になりますので、この働きが弱くなると、「肌荒れ」「ニキビ」「しみ」「そばかす」などの肌トラブルを起こしやすくなります。

自律神経の働きが弱くなると免疫力も低下しますので、荒れはじめた肌を自然に整えるということが難しくなってしまうのです。

そうなると、皮膚が敏感になって、免疫系への影響からアレルギー体質のきっかけになってしまうことも。

この自律神経腸の機能とも深く関わっていて、バランスが乱れることで排便のトラブルを招いてしまい、肌荒れも便秘もどんどんひどくなるという悪循環に陥ってしまいます。

このような悪循環にならないためにも、便秘を予防したり解消することが大切です。

・食生活を見直す
1日3食をバランスよく、そして規則正しく摂りましょう。
また水分を十分に摂るということも必要ですね。

腸内環境を整える乳酸菌」「食物繊維が多く含まれている食品」を積極的に摂取するという方法もおすすめです。
「ヨーグルト」はもちろんのこと、「納豆」「キムチ」などの発酵食品にも乳酸菌が多く含まれていますし、「野菜」「藻類」「豆類」には食物繊維が多く含まれていますよ。

・適度に運動をする
毎日の生活に適度な運動を取り入れることによって、自律神経の働きを正常に整えることができるだけではなく、大腸のぜん動運動も促されます。
全身運動「ウォーキング」「腹筋を鍛える運動」、この2つを習慣付けましょう。

・ストレス解消
「十分な睡眠をとる」「規則正しい生活を送る」などストレスを解消することが大切です。

・マッサージ
お腹を手の3本指、もしくはこぶしで「の」の字を描くように、グルグルと軽く押してマッサージをします。
この時、必ず時計回りで行いましょう。
リラックスした状態でゆっくりと30回ほど行うと効果がありますよ。

まとめ~肌と腸のトラブルは直結している!きれいになりたいなら体の内側からきれいになろう!~

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便秘になることでさまざまな臓器に影響が及び、ついには自律神経にまで影響を及ぼすことで免疫力まで低下してしまうんですね!

あまりにも便秘がひどい場合には「浣腸」という方法もありますが、外からの刺激で排便する習慣が付くのは望ましくありません。

便秘の解消・予防は「食生活」「運動」、これに尽きると思います。

一度、便秘の悪循環にはまってしまうと抜け出すのは大変ですが、根気よく続けることです。

大便は「体からの便り」とも言います。

たまには自分の出したものを観察してみることで、腸内環境など、体の状態がわかりますよ。

体の中も外も、スッキリ!を目指したいですね。


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