若いからって安心じゃない!いつの間にか骨折の原因は骨粗鬆症?予防法と最新治療について

最近、「背が縮んだ気がする…」「背中が曲がってきた」「なんだか転びやすい」といったことで悩んでいませんか?
もし、心当たりのある人は、骨粗鬆症による“いつの間にか骨折”のせいかもしれません。

骨粗鬆症と聞くと年配の女性がなるイメージが強い人もいるかもしれませんが、実は若い人でも安心できないんです。
今回は、自分では気づきにくいいつの間にか骨折について解説していきたいと思います。

「いつの間にか骨折」とは?原因は骨粗鬆症?

骨粗鬆症になってしまうと、骨がスカスカになってしまうことでちょっとしたことでも骨折してしまいやすくなります。
本来、骨は皮膚などと同じように新陳代謝を行っていて、古い骨を壊していく働き(骨吸収)と、新しい骨の形成(骨形成)を繰り返し行なっています。
骨粗鬆症とは、その新陳代謝のバランスが崩れてしまい、骨が壊されていくスピードに新しい骨の形成が追いつかなくなってしまうことで、骨密度が減ってしまう症状のことです。

骨粗鬆症になってしまうことで骨の強度が著しく落ちてしまった結果、体重の重みに背骨が耐えられなくなってしまって、背骨の一部が潰れてしまうことがあります。
背骨の骨折は痛みを感じないことも多く、骨折していることに本人も気づきにくい傾向にあります。
このように、いつの間にか骨折とは、骨粗鬆症によって本人が気づかないうちに骨折してしまうことを言います。

いつの間にか骨折になると、「腰が曲がる」「背が縮む」といった症状が出ることもあります。
また、骨折そのものの痛みがなくても、いつの間にか骨折によって腰の筋肉に負担がかかり、それが痛みとなって出ることもあります。

背骨の一部が潰れてしまうと、その周りの骨に負担がかかることで次々と他の骨まで骨折してしまうことがあります。
このような症状を連鎖骨折と呼び、いつの間にか骨折になると連鎖骨折になりやすいと言われています。

連鎖骨折が続くと、身体機能や普段の生活に様々な悪影響を与えてしまい、最終的には寝たきりの生活になってしまう可能性が高くなってしまいます。

骨粗鬆症は若い人でも安心できない?

骨粗鬆症は、閉経後の女性に多い傾向にあります。
それは、骨の新陳代謝に女性ホルモンのエストロゲンが深く関わっているからです。
閉経前後に女性ホルモンが急激に減少するため、骨の新陳代謝のバランスが崩れてしまうことで骨粗鬆症になりやすくなってしまいます。
そのため、更年期を迎える年齢になると、同じ年齢の男性よりも女性の方が骨粗鬆症になる可能性が高くなってしまいます。

閉経による女性ホルモンの減少が骨粗鬆症になる大きな原因になっているので、骨粗鬆症は年配の女性に多いイメージがあると思います。
しかし、実は若い人でも骨粗鬆症になってしまうケースがあります。

近年、若い女性でも骨密度が低下している人が増えてきています。
極端なダイエットによって骨の形成に必要な栄養素が十分に摂取できなくなるだけでなく、ホルモンバランスを乱す原因になるからです。
その結果、若い女性でも骨粗鬆症になる危険性があります。

いつの間にか骨折の効果的な予防法とは?

いつの間にか骨折を予防するためには食生活の改善が最も大事です。
健康な骨を保つためには、カルシウムやビタミンD、ビタミンKといった栄養素が必要です。
また女性ホルモンの減少による骨粗鬆症は、大豆に含まれるイソフラボンを摂取することで予防することができます。

・カルシウム
カルシウムは骨の主成分となる栄養素です。
日本人は、カルシウムの摂取量が不足しがちです。
骨粗鬆症の予防に推奨されているカルシウムの摂取量は700~800mgと言われていますが、日本の成人男女の平均的なカルシウム摂取量は500mg程度だと言われています。

まずはカルシウムをしっかりと摂れる食生活を目指すことがいつの間にか骨折の予防でとても大事です。
カルシウムは牛乳や乳製品だけでなく、小魚や豆製品、青菜などに多く含まれています。

・ビタミンD
ビタミンDはカルシウムが吸収されるのを促す働きをしてくれます。
そのため、カルシウムを摂取するときにビタミンDを一緒に摂取することで、腸でカルシウムが効率的に吸収されるようになります。

実は、私たちの体は皮膚が紫外線を浴びることでビタミンDを合成することができます。
そのため、極端に紫外線を避ける生活をしているとビタミンDが不足しやすくなります。

ビタミンDは、鮭やサンマ、椎茸などや魚卵や卵黄などにも多く含まれています。
イワシにもビタミンDが含まれており、イワシを丸々食べることでカルシウムとビタミンDを一緒に摂取することができるのでおすすめです。

・ビタミンK
ビタミンKには、骨の形成を促す働きがあります。
また、古い骨を壊す骨吸収を抑制する作用があることも近年分かってきました。
ビタミンKを摂取することで骨の新陳代謝のバランスを整えることができるので、骨粗鬆症の予防効果があると言われています。

ビタミンKには、K1とK2の2種類があり、どちらも骨の形成を促す働きはありますが、骨吸収を抑制する作用はK2にのみ確認されているので、できるのであればビタミンK2が含まれた食べ物を選ぶと良いでしょう。
ビタミンK1は緑黄色野菜に多く含まれ、ビタミンK2は納豆やチーズなどの乳製品に多く含まれています。

・イソフラボン
大豆に含まれているイソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンと同じような働きをします。
女性ホルモンには、骨吸収の働きを抑制し、骨の新陳代謝のバランスをとる働きがあります。
そのため、女性ホルモンが減少すると、骨形成よりも骨吸収の比率が増えてしまって骨粗鬆症になりやすくなってしまいます。
イソフラボンを摂取すれば、エストロゲンの働きを補うことができるので骨粗鬆症を予防するのに効果的だと言われています。

イソフラボンが含まれている大豆自体は消化吸収率が悪いので、豆乳など吸収率の良い大豆製品を摂取することで効率良くイソフラボンの効果を得ることができます。

豆乳の効果はいかほど!?ダイエットや更年期に嬉しいイソフラボンを簡単に摂取!

いつの間にか骨折の最新治療法とは?

ここからはいつの間にか骨折の最新治療について紹介していきたいと思います。
いつの間にか骨折における従来の治療法では、コルセットやギプスで固定して安静にしておくという「保存的療法」か、手術による「外科的療法」が一般的でした。
しかし、近年になって「BKP療法」と呼ばれる新しい治療法が開発されました。

BKP療法とは、いつの間にか骨折によって潰れてしまった背骨を骨折前の形に戻して、痛みを和らげる治療法です。
BKP療法は次のような手順で行われます。

1.背中から針を入れて、潰れてしまった背骨に針を通して風船状の器具を入れます。
2.風船状の器具を膨らまし、潰れてしまった背骨を本来の形に近づけます。
3.風船状の器具によってできた空間に骨セメントを流し込みます。

BKP療法は全身麻酔による手術ですが、1時間程度の短い時間で手術が終わるので患者への負担が少なく、痛みをすぐに軽減できることから効果的な治療法だと言われています。

BKP療法は従来の保存的療法では症状が改善されなかった人が対象となる治療です。
また、患者の健康状態によっては、手術を受けることができないこともあります。

まとめ~もしかして?と思ったら病院へ!~

いつの間にか骨折は、まずは骨粗鬆症の予防から始めることが大事です。
しかし、すでに「背が縮んだ気がする…」「背中が曲がってきた」「なんだか転びやすい」といった症状に心当たりがある人は、まずは病院でいつの間にか骨折の検査を受けてみてください

近年では若い人でも骨粗鬆症になる可能性が高くなってきているので、「私は大丈夫なはず…」と思っていると、いつの間にか骨折になってしまうかもしれません。
いつの間にか骨折は早めの予防がとても大事なので、今回の記事を参考にしながら、あなたも食生活の改善に取り組んでみてください。


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