飲めば痩せると話題になったホスピタルダイエットの闇

世の女性の永遠のテーマ「ダイエット」
処方された薬を飲むだけで、スルスルと痩せると注目が集まるホスピタルダイエットは、まさに女性の夢を形にした方法です。
しかしいい話には必ず裏があるというもので、ホスピタルダイエットへの注意喚起が行われています。

ホスピタルダイエットとはどのようなダイエット法なのか?

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ホスピタルダイエットとは、タイにあるヤンヒー病院にて処方されたダイエット薬を使用したダイエット法です。
タレントのはるな愛さんがテレビ番組で紹介したことによって、日本では一躍有名になりました。
ホスピタルダイエットで使用される薬は、主にインターネットを使って輸入されており、身長や体重などを知らせてオーダーメイドで作られたものです。
これまでダイエットに使用されていたサプリメントとは異なり、医師の処方が必要なのですね。
ホスピタルダイエットは科学的にダイエット効果が証明されている上に、世界的に有名なモデルも利用しています。
決められた量を決められた期間服用するだけで、理想の体型になることができるのであればぜひ使用したいと考えてしまうのではないでしょうか?
しかし注意喚起が行われているという部分が気になりますね。
次の項目では、ホスピタルダイエットで使用される薬の成分と副作用について紹介しましょう。

ホスピタルダイエットに使用される薬の成分と副作用

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ホスピタルダイエットで使用される薬は、個人データをもとにオーダーメイドですから、薬の成分や量が異なります。
また処方された薬にどのような成分が入っているという情報はなく、色分けされた袋とカプセルで服用する薬を判断するしかありません。
厚生労働省による発表にみると、主に向精神薬が使用されていることが判明しています。

ホスピタルダイエット薬に使用される代表的な成分

・ジアゼバム
抗不安薬や抗けいれん薬、睡眠鎮静薬として使用されています。
副作用:薬物依存、錯乱、刺激興奮など
・フェノバルビタール
不眠症やてんかんのけいれん発作などに使用されています。
副作用:皮膚障害、食欲不振、腎障害、肝機能障害など
・マジンドール
食用抑制薬として、2007年現在日本で唯一承認されています。
副作用:口が渇く、便秘、薬物依存など
・フェンテルミン
肥満症の治療に使用されていますが、日本では未承認です。
副作用:薬物依存など

これらの薬は第3種向精神薬として認定されています。
他にも食欲抑制作用が強い成分があるジブドラミン便秘症に用いられるビサコジル甲状腺ホルモン等が使用されています。
日本国内で医薬品として承認されているものもありますが、未承認であることもあり安全性に不安が残ります。
事実ホスピタルダイエットを実施した女性が、排尿困難や手足の震え、意識がもうろうとするなどという理由で病院に入院したという発表があります。
それ以外にも死亡事故も発生しており、健康被害報告は徐々に増加傾向なのです。
またホスピタルダイエットに使用する薬は、現地に向かわない限り基本的に通販で入手する必要があります。
次の項目ではホスピタルダイエット薬を入手する過程で起こるデメリットを紹介しましょう。

個人輸入が主なホスピタルダイエットはデメリットが非常に多い

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ホスピタルダイエットのデメリットといえば、健康被害の事例が多くあるという点だけではありません。
ホスピタルダイエットに使用擦る薬はタイにあるヤンヒー病院で薬を処方してもらう必要があります。
しかしダイエットのためとはいえ、薬を入手するために毎回タイに出向くわけにはいきません。
そのため日本で現在ホスピタルダイエットを実施している人のほとんどは、個人輸入でホスピタルダイエットに必要な薬を入手しています。
個人輸入の場合、税関などの面倒な手続が必要になりますが、インターネット上には個人輸入代行サイトなども数多く存在していますので、それらを利用するケースがほとんどです。
ですが代行サイトが多いということは、それだけ偽物が出回るケースも多くなります。
ホスピタルダイエットに使用する薬は個人に合わせたオーダーメイドであるため、それぞれ薬の成分が異なり偽物を見分けるもの困難です。
また個人では薬に含まれる成分がどのようなものか調べることができませんね。
「ホスピタルダイエットに使用される薬の成分と副作用」でも紹介しましたが、ホスピタルダイエットに使用される薬には向精神薬が使用されています。
しかし日本では現在麻薬及び向精神薬取締法によって、一般の個人が輸入することを禁止しています。
もちろん他の人に持ち込んでもらうことも、国際郵便等による取り寄せも禁止されています。
違反した場合には処罰されることもあるんですよ。

まとめ~ホスピタルダイエットは危険!服用している人はすぐに中止しましょう~

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確かにホスピタルダイエットに使用されている薬には、ダイエット効果があります。
しかし日本では承認されていない成分が使用されていたり、服用することで命の危険にさらされる可能性も報告されています。
そしてなにより向精神薬が含まれる薬の個人輸入は、法律によって禁止されていることも踏まえるとホスピタルダイエットは実施しない。
もしくは今すぐ中止しましょう。
正しいダイエットは、正しい食事と適度な運動によって行うことが、体にいい方法であるということですね!


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