「うなぎと梅干し」など、食べ合わせが悪い食べ物と理由を調べてみた。

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世の中には「食べ合わせが悪い」と言われる組み合わせの食べ物があり、
その1つである「うなぎと梅干」は多くの人々が耳にしたことがあるのではないでしょうか。
その他にも日本には食べ合わせの相性が悪いものとして、いくつか言われているものがあります。
今回は、3つのよく言われる食べ合わせの真相を見ていきましょう。

本当は相性のいい食材?「うなぎと梅干」

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よくうなぎと梅干は相性が悪いと言われますが、なぜ食べ合わせが悪いのかというと、うなぎの脂と梅干の強い酸味が刺激しあって消化不良を起こすという説が有力です。
それ以外に梅干の酸味でうなぎが腐っているかどうかわからないやこってりとした甘いうなぎとすっぱくて塩辛い梅干の味が両極端であわないことや、梅干に食欲増進の効果があることから、高級なうなぎをたくさんたべすぎないようにするためなど様々な説があります。
しかし実はうなぎと梅干は食べ合わせが悪いということは決してありません

感染症を防ぐビタミンAが豊富なうなぎと疲労回復に効果があるクエン酸が多い梅干は、積極的に取り入れるべき組み合わせで、うなぎが持つ脂っぽさを梅干のさっぱりした酸味が洗い流してくれるので、むしろ相性が良い組み合わせになります。

こってりとさっぱりの組み合わせ!「天ぷらとすいか」

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食べ合わせが悪いと言われている組み合わせは、うなぎと梅干だけではなく、天ぷらとスイカも食べ合わせが悪いとされています。
理由は油が多い天ぷらと水分が多いすいかを一緒に食べると胃液が薄まって消化不良を起こすと言われてるからです。
中には「お腹をこわす」というイメージを持っている人も多い事でしょうが、医学的や栄養学的な根拠があるのではなく、一緒に食べたからという理由で絶対にお腹を壊すということはありません。

スイカに含まれている成分には体内に油の取り込みを抑える効果と抗酸化作用があるので生活習慣病には良い食べ合わせなのです。
ただスイカは水分が多い事から、胃酸を薄めてしまって天ぷらの消化が難しくなる事は事実で、さらに油っぽい天ぷらの後にさっぱりとしたスイカというのは、つい食べ過ぎてしまいがちです。
このことから油分が多い食べ物と水分が多い食べ物、そして熱い食べ物の後の大量の冷たい食べ物という組み合わせは胃腸の弱い人は、避けたほうが良いでしょう。

紅白なますで食べることも!「にんじんと大根」

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さらに、にんじんと大根の相性が悪いという話があります。
ところが「もみじおろし」や「紅白なます」として食べることもあります。
それにビタミンのバランスも良さそうですが、本当ににんじんと大根は相性が悪いのでしょうか。
実は生のにんじんには「アスコルピナーゼ」というビタミンCを破壊する酵素が含まれていて、これはにんじんに含まれているビタミンCだけではなく、一緒に調理をしたほかの野菜のビタミンCも破壊してしまいます。

例えばす りおろしたりジュースにするとアスコルピナーゼの活性度が高くなるので、なるべく食べる前に調理をするようにしましょう。
ですが、アスコルピナーゼは熱と酸に弱いという性質を持っているので、炒めたり茹でたり、そして酢やレモン汁を混ぜる事でビタミンCを破壊しません。

もみじおろしや紅白なますなど生で食べる場合も、酢や柑橘系の果汁などを加えているので良い食べ合わせとなり、酢は多すぎるとにんじんのカロチンを破壊してしまいますので注意が必要です。
それだけではなくにんじんと大根の煮物は50度以上の熱が加えられていて、酵素の働きが止まるので、心配しなくても大丈夫なのです。
もともとにんじんは栄養価が高い野菜なので 、工夫をして食べることで栄養成分を取り入れることができます。

まとめ~食べ合わせの悪さは食べ過ぎの戒めであったり医学的に証明されるものもあった!~

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今回ご紹介した3つの食べ合わせは、昔からの言い伝えであったり、 医学的に証明されているものもあり、とても驚きましたね。
にんじんには、ビタミンCを壊す成分が入っているため、大根に限らず、様々な食品との兼ね合いが難しいのかとも思いますね。
しかし、ご紹介したように、工夫して食べることで栄養を十分に取り入れることができます
食べ過ぎなどに注意しながら、バランスよく食事をとりましょう。


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