ワーファリン服用中に危険な食べ合わせとは?作用を減少させないために 食事をしっかりと管理

長時間座っていた為に起こる「エコノミー症候群」は血栓が血管を塞いでしまう血栓症の一つです。
血栓症は突然起こるものなので予測できるものではありません。
疑われた場合はすぐにCTやMRIの検査や心電図で心臓の動きを調べる必要があります。

症状が見られた場合には、血栓を溶かす「ワーファリン」という薬を用いることになりますが、この薬をしっかり作用させる為には注意が必要となります。
体を大事にする為にも、体に作用させる薬のことをよく知っておくことは大切な事ですね。
ワーファリンの注意点チェックしていきましょう。

血栓を治療・予防するワーファリン。いったいどんな薬なの?

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ワーファリンとは血液をサラサラにする薬です。
現代人の血液はタバコや飲酒・ストレス・不規則な生活習慣などでドロドロ血液になりやすく、ドロドロ血液は血管内を傷つける原因にもなります。
転んで擦り傷ができると、出血を止め傷の修復のために瘡蓋が出来ますね。

それは体の中でも同じことで、血管内に傷ができると、傷を修復するために瘡蓋のような働きの血栓ができます。
もともと細い血管に血栓があると血液の流れを悪くしたり塞いだりして血液の病気を引き起こします。

近年の死因には第2位が心疾患、第3位が脳血管疾患と血栓が原因にもなる病気が多く挙げられています。
これらを防いで健康な血液を維持するためには、食生活や生活習慣を変えるのが一番ですが、すでに血栓で血管が詰まる疑いがある人や一度血栓症となった人は薬を服用して対応することになります。

その薬は血管内で血液が固まるのを防ぐ抗凝固薬のワーファリンであり、すでに50年以上も使用されています。
ワーファリンには食べた物や飲んだもので効き目に変化があるので注意が必要です。
どのような食べ合わせに気をつけなければならないのでしょうか?

ビタミンKがワーファリンの効果をなくす!服用中に気をつけたい食べ合わせとは?

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ワーファリンの服用中はビタミンKの活動を抑えられた状態です。
ビタミンKは血液凝固を促進するので、その働きを抑えるとサラサラの血液になるという訳です。
ですから、ワーファリン服用中にビタミンKを多量に摂ってしまうとワーファリンの作用が減少してしまいます。

ビタミンKは脂溶性ビタミンで豆類・緑黄色野菜・海藻類・鶏肉皮・油脂類などに多く含まれます。
これらを食べるときには偏った過剰摂取をすることのないよう注意が必要です。
さらに以下の3つは絶対に食べることを避ける食品として挙げられています。
・納豆
・クロレラ
・青汁

納豆はたとえ少量でもビタミンKを腸の中で作り出す働きをするので、ワーファリンの効き目を悪くしてしまいます。

さらに健康食品であるモロヘイヤや緑色の野菜ジュースも避けたほうがいいでしょう。
ワーファリンを服用中に健康食品の購入を考える方は自己判断で決める事はせずに必ず主治医に相談しましょう。

ビタミンKとは関係ありませんが、アルコールを摂取する場合にも注意が必要です。
夜に飲酒するのならワーファリンは朝服用するなど、アルコールを摂取した後7時間ほど空けてから服用するようにしましょう。

ワーファリンは飲み合わせの悪い薬も多くあるので、他の病院での受診や薬局で薬を購入する場合はワーファリンを服用している事を伝えるのを忘れずにしましょう。

ワーファリン服用中は血が止まりにくい!だからこその注意点

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ワーファリン服用中はサラサラの血液なので、血液が止まりにくくなっています。
出血につながる行為にも注意が必要です。
例えば、調理の時の包丁での失敗や髭剃りで傷をつけてしまう、ペットに噛まれるなど普段の生活でも出血する機会は溢れています。
このような出血をすることのないよう心掛けましょう。
もし出血してしまった場合の正しい止血法も知っておくことが必要ですね。

また普段の歯磨きも力を入れすぎて口の中を出血する事がないようにしましょう。
歯科医院で歯や歯茎の清潔を保ったり、歯磨きの指導を受けることも必要な場合があるでしょう。

切り傷・擦り傷などの外傷だけではなく、打ち身などによる内出血も酷くなるので、ぶつけたり、手を挟んだりするのにも気をつけましょう。
つい打撲などしてしまった時には薬を服用していない時よりも長時間冷やしたり、圧迫して様子を見ましょう。

まとめ~ワーファリンは血栓症を予防する大切な薬。食事や生活に注意してしっかり薬を作用させよう!~

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血栓症は後遺症が残る大きな病気を引き起こす事にもなる怖いものです。
それを防ぐことが出来るワーファリンは現代になくてはならない薬です。
きちんと効果を得るためにも、薬だけに頼るのではなく、普段の食事や生活に気をつけて毎日を過ごすことが大事ですね。


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