ヨウ素(ヨード)過剰摂取するとどんな病気になる?多く含まれる食品や1 日の摂取量をチェック!

人間に必要不可欠なミネラルの中にヨウ素という成分があります。
殺菌作用があるので、消毒薬としても使われるヨウ素は、私たちの体の中ではどのような働きをするのでしょうか?

体に必要なミネラルの一種「ヨウ素」 どのような効果があるの?

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ヨウ素はミネラルの一種でヨードとも呼ばれています。
人間の体内では喉の辺りにある甲状腺に体内のヨウ素70%~80%が存在しています。
甲状腺は人間が生活する為の代謝を保つのに必要なホルモンを分泌する器官で、食事から摂取したヨウ素は胃と腸で吸収されて、血液で運ばれ甲状腺に取り込まれます。

ヨウ素を材料にして作られた甲状腺ホルモンは、交感神経に働きかけて基礎代謝を調節する効果があります。
また、ヨウ素は基礎代謝を上げるので、体内の機能を活発にもしてくれます。
なんだかやる気が出ない時、ヨウ素の働きで体の中が活発に動き出したら自然と心もやる気が出てくる事でしょう。

最近ではヨウ素が「血中の悪玉コレステロール値を下げる」「脂肪燃焼を促す」効果が実験結果で出ています。
動脈硬化を予防したり、ダイエット効果も期待ができますね。

ヨウ素は三大栄養素のタンパク質・炭水化物・脂質の代謝を促進するので、新陳代謝が活発な皮膚や髪・爪の健康や美しさを保つのにも役立ちます。

神経細胞の発達や抹消組織の成長にも不可欠で脳や知能、体の成長を促進する効果もあります。
これから大きく成長する幼児・子供にも大切な成分ですね。

日本人は過剰摂取になりやすい!それに伴う病気とは?

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ヨウ素は海中内に多くあり、「海のミネラル」とも言われています。
海藻(ワカメ・昆布・海苔など)や魚介類などヨウ素が多く含まれる食品を食べる習慣がある日本人は欠乏症になる事は少なく、逆に摂りすぎて過剰症になる可能性があります。
健康な人はヨウ素の摂取量が一時的に増えても尿になって排出されるので問題ありませんが、長期的な過剰摂取になると過剰症になってしまいます。

ヨウ素は甲状腺に蓄積されるので過剰に取ると甲状腺の機能が正常に働かなくなり、「甲状腺機能低下症」「甲状腺腫」「甲状腺機能亢進症」「甲状腺中毒症」などになる恐れがあります。
過剰摂取でこれらの過剰症になる前の初期症状として、体重減少・頻脈・筋力低下・皮膚熱感・吐き気・疲れやすい・やる気が起きないなどがあります。

昆布やワカメは便秘解消・ローカロリーでダイエット中の食事に食べることも多い食品ですが、毎食に食べているとヨウ素を過剰摂取になりがちです。
この場合は摂取量を見直せば症状が改善される事がほとんどですが、元々甲状腺の疾患がある人はさらに症状を悪化させる原因になってしまうので注意が必要ですね。

さらに、便秘になりやすい妊娠中も昆布やワカメで解消を促すこともあるでしょう。
過剰に摂取していると胎児や新生児が甲状腺機能低下症の為、発達障害を起こしたという報告もあるので、妊娠中は偏った食事をせずにいつも以上にバランスの良い食事を心がけたいですね。

適量を知っておこう!1日の摂取量や多く含まれる食品を紹介

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ヨウ素の1日の推奨量は150μgになり、1日の上限摂取量は3,000μgです。
ヨウ素が含まれる食品を見てみると、真昆布(素干)100gには240,000μg、生わかめ100gには1,600μg、焼き海苔には2,100μg含まれています。
海藻類を100g単位で食べることは少ないので、食べる量の単位で見てみましょう。

乾燥昆布1gは1,000~4,000μg
昆布だし100mlは8,200μg
インスタント昆布だし100mlは950μg
乾燥ひじき5gは2,350μg
乾燥わかめ5gは425μg
焼き海苔一枚は63μg

以上のようになっています。
昆布は海藻類の中でもヨードを一番多く含むので、箸が進みがちなとろろ昆布や昆布の佃煮は食べ過ぎに注意しましょう。

また、海藻類と共に和食に欠かせないのが大豆には、ヨウ素の過剰摂取による悪い影響を防ぐ働きがあります。
豆腐とワカメの味噌汁などは海藻と共に自然と大豆を摂取する事が出来るので、中毒症を無理なく防ぐことが出来ます。
昔ながらの和食にはこのような効果もあったんですね。

まとめ~海外製のビタミンサプリは要注意!摂取量を間違えなければヨウ素は体を守ってくれますよ!~

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日本では欠乏症になる事は少ないですが、世界的に見ると不足しがちなヨウ素。
日本で、製造発売されているサプリメントの多くにはヨウ素は含まれていませんが、外国製のサプリメントにはヨウ素が補えるように含まれている事があります。
普段から食事でヨウ素を摂取できている日本人がサプリメントでヨウ素をさらに摂るようになると、過剰摂取になってしまうので外国製のサプリメントを利用する場合には、パッケージを見て確認することが必要です。
ヨウ素を必要量摂取して、体の機能をしっかり働かせたいですね。


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