塩麹ブームが落ち着き定番の発酵食品に!身体にうれしい効能をおさらい

一時大ブームとなった塩麹。
みなさんも一度は口にしたことでしょう。

そんな塩麹ですが、ブームが去っても、手軽に美味しくいろいろな食材に使えることから、スーパーですぐに購入できるようになりましたね。
もう定番の調味料といってもいいでしょう。

今回は、そんな塩麹の効能をおさらいしつつ、自宅での作り方や調理法もご紹介します。

そもそも塩麹とは?作り方や特徴を紹介

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塩麹は、麹に塩と水を加え、1週間ほど常温で発酵させたもので、見た目は甘酒に似ており、米のでんぷんが糖化された甘みと塩の辛みが混ざった、ほんのりと甘辛い味がします。

肉や魚、野菜などの食材や和洋中などの調理法にもとらわれない使い方ができ、魔法の万能調味料と言われています。
しかも大まかな分量で作りやすく常温で保存ができるので、扱いがとても簡単です。

調理の効果は食材に含まれているでんぷんやたんぱく質を分解し旨味や甘みを引き出しておいしくしたり、肉を漬けると柔らかくなりますが、実はここに塩麹の最大の特徴があります。

それはたんぱく質分解酵素の「プロテアーゼ」です。

実はこのプロテアーゼが肉や魚を柔らかくし、旨味を増すのです。

たんぱく質が分解されることで肉や魚が柔らかくなり、分解されたたんぱく質がアミノ酸に代わるために旨味が増します。
分解によって食材自体が柔らかくなり、消化吸収があがり、味が良くなるだけではなく胃に負担がかかりません。

また焼いたり炒めたりするときれいな焼き色を付けることができ、照りや艶が加わって食欲をそそる料理に仕上げるのにとても効果があります。

塩麹は話題になっている食品ですのでスーパーでも販売されていますが、実は自宅でも作ることができます。

材料
・麹→適量(乾燥した麹で作ることが出来ます)
・塩→麹の重量の3分の1から4分の1くらいの量
・水→麹と塩を混ぜたものに加えて、ひたひたになるくらいの量
作り方
1.麹と塩を混ぜて水をひたひたになるくらいまで入れたら常温、または冷蔵庫で10日から2週間ほど発酵させます。
時々かき混ぜて、材料が水を吸って頭を出すような場合は水を加えてひたひたを保ちます。
2.日にちが経つほど、麹の粒が溶けてきてトロトロになります。
3.日にちが経つほど色があめ色の味になっていきます。
香りは麹の香りが強くて、味は塩味に加えて日が経つほどに酸味が増します。
これらが合わさると豊かな風味になっていきます。
4.保存期間は冷蔵庫内でお よそ半年が目安です。
味噌と同じで塩の味がある程度入っていれば長期保存が可能です。
塩分を少なくするほど保存が難しくなりますので、塩の量には注意しましょう。

乳酸菌も豊富な塩麹。体にうれしい効果はこんなにたくさん!

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塩麹の人気の理由は、ただ単に「料理がおいしくなる調味料」だけではなく、美容や健康にとても良い効果を与えてくれます。

ではどのような効果が得られるのかをご紹介しましょう。

1.料理のおいしさが倍増
体に良いだけではなく発酵のときに生成される旨味成分の働きにより、味にコクと深みが倍増され、塩の代わりに使用することで、料理が苦手な人でも料理上手になれるという意見が出ています。

2.デトックス効果
塩麹は発酵食品ですので、乳酸菌がたっぷりと含まれていて、食物繊維と似たような働きをする「レジスタントプロテイン」とともに腸内環境を整えてくれるので、便秘の解消やデトックス効果が得られます。

3.アンチエイジング
塩麹は脳の代謝に大切な成分のビタミンB群、抗ストレス成分であるGABAが豊富に含まれています。
これらの成分が不足していると抵抗力がなくなったり、エイジングが加速してしまいますので注意しなければなりません。

4.栄養素の吸収
発酵により、食材そのものが柔らかくなって消化しやすくなり、栄養素も余すところなく吸収されます。
食材が持つ成分の効果を高めることができる優れものです。

5.代謝アップ
ビタミンB群には体の代謝を高める 効果があり、乳酸菌などの整腸作用により腸内環境が整うことで肌の調子が良くなり、免疫力が高まります。

どんな料理にもちょいたしできる塩麹。おすすめの使い方ベスト3

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様々な効果が得られる塩麹は、どんな料理にも少し足すだけで料理をよりおいしく食べることができます。

ではどのような使い方があるのでしょうか。

◎キュウリ、なす、キャベツの塩麹漬け
手軽で簡単な漬物です。
・材料:きゅうり1本、塩麹適量
・作り方
1.キュウリをよく洗って水分を取り除き、まな板の上で回しながら斜めに一口大に切ります。
2.ビニール袋にキュウリ、塩麹を入れて揉むようにしてまんべんなく漬け込みます。
3.涼しいところで6時間ほど置いて完成です。
この作り方はなすやキャベツでも同じになります。

 

◎豚ロースの塩麹漬け焼き
肉で塩麹を試してみるならこれがおすすめです。
・材料:豚ロース肉(しょうが焼きに使用する肉)、塩麹適量
・作り方
1.豚ロース肉に塩麹をまぶし、数時間起きます。
塩麹は片面だけでもよいですが、2時間から3時間の漬け時間があれば両面でも塩辛くありません。
放置する時間は肉の厚さや塩麹の塩味により調整しましょう。
2.焼いて完成です。

 

◎鮭、サバ、あじの塩麹焼き
・材料:鮭かサバかあじ、塩麹適量
・作り方
1.鮭、サバ、あじの身のほうに塩麹をつけて冷蔵庫で数時間ねかせます。
2.魚グリルやオーブンなどで焼いて完成です。

まとめ~料理をおいしくするだけでなく体にいい効果ももつ塩麹。効果の秘密は乳酸菌にあり~

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塩麹には、食材の旨みを引き出してくれて、甘味もくわわり、柔らかくしてくれる万能の調味料であることがわかりました。
また、どんな料理にも合うので、使いやすく、重宝しますね。

乳酸菌が豊富で、腸内環境をよくしてくれたりと、さまざまなよい効果もあります。
自宅でも簡単に作れるので、みなさんぜひトライしてみてください。


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