アトピー性皮膚炎にも乳酸菌?LGGなどの乳酸菌に効果アリとのお墨付き!

現在アトピーで悩む方は、子供だけでなく大人にも増えています。
掻き毟ってしまったり、なかなか治らず悩む方も多いかと思います。
しかし、いまアトピー性皮膚炎に効く乳酸菌というのが注目されています。
乳酸菌は腸内環境をよくしてくれるイメージがありますが、関係があるのでしょうか?
今回は、乳酸菌とアトピーの関係についてみていきましょう。

乳酸菌でアトピーが緩和!?そのメカニズムとは?

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アトピーでつらい思いをしている子供や大人は増えています。
アトピーの症状を改善するための取り組みや時間、労力というのは大変なものです。

実は最近の研究で乳酸菌でアトピーを緩和させることができるということが分かってきました。
どのような作用でアトピーの症状を緩和させるのでしょうか。
アトピーはアレルギーの一種で乾燥だけではなく、季節、汗、また花粉症やハウスダストが原因となっています。
以前までは乾燥しがちな子どもがかかる「免疫機能の乱れ」が一般的なイメージ でしたが、現在は「成人アトピー」という言葉もあり、大人も起こる症状になっています。
このアトピーの症状が改善できるとして乳酸菌が取り上げられていますが、なぜ乳酸菌が良いと言われるのでしょうか。
実は消化、吸収、排泄の役割を持つ腸には、アレルゲンが侵入してくる部分でもあり、このことから腸のバリア機能が低下していたり腸内環境が乱れていると、アレルゲンが入り込みやすくなり、結果、アトピーの症状悪化の可能性が出てくると いうことになります。
そのため乳酸菌で腸内環境を整え、侵入を防ぐ働きかけをしていくのです。
また、アレルギーは体の中で作られる抗体や細胞も影響し、乳酸菌は抗体や細胞をコントロールするという作用もあります。
乳酸菌といっても豊富な種類がありますね。
中でもアトピーにおすすめの症状を緩和できる乳酸菌として4種類があります。
それぞれの乳酸菌を簡単にご紹介すると

・L-92乳酸菌→免疫のバランスを整えることが期待できる
・KW乳酸菌→キリングループが開発した乳酸菌でアレルギー症状や花粉症などの症状を緩和する効果が期待できる
・BB536→生きたまま大腸まで届くビフィズス菌
・LGG菌→アトピーの予防効果が期待できる

になります。

アトピー発生予防効果あり!LGG乳酸菌とはどんなもの?

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アトピーの症状に効果が期待できる乳酸菌として「LGG菌」があることをご紹介しました。
実は現在確認されている乳酸菌の中で繊毛を持っているのはLGG菌だけで、この繊毛を取り除いてしまうと、極端に腸の表面に付着する能力が落ちてしまいます。
繊毛がLGG菌の付着性に重要な構造体であることが明らかになっています。
では、LGG菌から得られる効果をご紹介しましょう。

1.花粉症と鼻づまりの症状を軽減
LGG菌と「4TMC0356」を調合させた発酵乳で花粉症による鼻づまりの症状を改善できます。

2.インフルエンザウイルスの予防
マウスの実験でインフルエンザウイルスの数を減らしたという報告があります。

3.体脂肪の低下
LGG菌、TMC1543菌、TMC0409菌、乳清たんぱく質強化乳をマウスに与えたところ、体脂肪や体重の低下がみられました。

4.子どものアトピー性皮膚炎を予防
本人、または家族にアトピー性皮膚炎の人がいる妊婦を対象にLGG菌を摂取したもらったところ、産まれてきた子どものアトピー性皮膚炎の発症率がおよそ半分に抑えられたという結果が出ています。
また4歳の時点でLGG菌を投与したところアトピー性皮膚炎の発症頻度が低く、7歳時点で投与したLGG菌によるアトピー性皮膚炎のリスクの低減が継続的に見られました。
アトピー性皮膚炎に対するLGG菌の予防効果のメカニズムについては完全に解明されていないものの、LGG菌によって腸内のバリア機能が強くなって、アレルギーの原因となるアレルゲンが体内に吸収されにくくなるのではないかと推測されています。

子供のアトピーの症状が緩和する!L-92乳酸菌とはどんなもの?

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このL-92乳酸菌は、カルピス社が開発した「新機能性乳酸菌」という新しい機能を持った乳酸菌の種類のひとつです。
このL-92乳酸菌は免疫のバランスを整えることが期待されている菌です。

そしてアレルギーに大きく関わっているのが「Th1細胞」と「Th2細胞」と呼ばれている2種類の免疫細胞で、通常は両方ともバランスを保って免疫反応をコントロールしていますが、
食生活や生活環境の変化などによってTh1細胞とTh2細胞との免疫バランスがくずれて「Th2型」に偏ると、アレルゲンと反応する「IgE抗体」が過剰に作られてしまってアレルギー症状が発症します。
L-92乳酸菌はTh1細胞を活性化させる働きを持っていることが分かっていて、Th1細胞とTh2細胞の免疫バランスの改善が期待できるとして注目を集めています。
L-92乳酸菌が免疫バランスを整えるメカニズムは、腸管にある免疫細胞を刺激するためであるとされています。
ほとんどの乳酸菌は腸まで到達することができませんが、L-92乳酸菌は生きたまま腸にまで届いて効果を発揮してくれるのです。
L-92乳酸菌はカルピス社が開発した乳酸菌ですがカルピス社の発表によると、4歳から15歳のアトピー性皮膚炎患者が一定期間L-92乳酸菌を摂取したところ、症状の緩和に有効性が示されて、薬の量が減少したという結果が出ています。
それだけではなく、試験を行った子どもたちの何と90%に有効であることも確認されています。

まとめ~アトピーの症状はつらく、薬もきついものが多い。症状を緩和させるのに乳酸菌を利用しよう!~

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アトピーに悩み、掻き毟ったり、強い薬に頼らなければならず、悩んでいる方も多いでしょう。
そんなアトピーに効く乳酸菌は、アレルゲンが入り込みやすい腸内環境が悪化している時に乳酸菌を摂取し、腸内環境を整えてくれることで緩和されることがわかりました。
また、生まれてくる子供にも、妊婦が乳酸菌を摂取することで、アトピーの予防につながることもわかりました。
多くの方が悩まされるアトピーですが、乳酸菌を摂取して、アレルゲンが体内に入り込むのを防ぎましょう。


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