すかいらーくグループが和食の健康に着目した新店舗を展開!「chawan」で描く戦略とは?

みなさんすかいらーくグループをご存知ですか?
ガストやバーミヤンなど多くの路面店が出店されていて、みなさんも一度は利用したことがあるのではないでしょうか。
すかいらーくグループの多くは車で行くようなところに出店されていますが、最近ショッピングセンター内に新しい試みとして「chawan」が出店されました。

このお店のコンセプトやターゲット、そしてどのような食事が提供されるのか注目されています。
今回は、大手企業すかいらーくグループの新しい店舗「chawan」についてみていきましょう。

すかいらーくグループの新店舗!「chawan」の表コンセプトは?

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2015年4月22日、千葉県船橋市にある大型商業施設の「ららぽーとTOKYO-BAY」内にすかいらーくが新ブランド「和ごはんとカフェ chawan(ちゃわん)」をオープン。

創業以来、すかいらーくは、2600店舗のうちのおよそ77%をロードサイド型店舗が占め、駅前などの繁華街の店舗はおよそ17%、そしてショッピングセンターや駅ビルなどの商業施設内の店舗はおよそ6%でした。
しかし今後は商業施設での業態開発に力を入れて、戦略的に出店を進めていくということです。

すかいらーくの他店と「和ごはんとカフェ chawan」の大きな違いはメニュー構成で、主菜と副菜のジャンルが違うセットメニューが豊富にあります。
例えば、和食と洋食、洋食と中華をワンプレートで少量ずつ食べることができるんです。
さらに主菜が魚であれば副菜に肉、主菜が肉であれば副菜に魚を組み合わせるなどといった、1食でバランスがとれるようなセットメニューも多く用意されていますよ。

ショッピングセンターに訪れるのは女性が多く、1食で様々な料理が食べられるという趣向は「複数の種類を少量ずつ食べたい」という女性のニーズに対応した戦略ではあるものの、すかいらーくの谷真社長は「あくまでもそれは表テーマ」とのこと。

「健康志向」の女性をターゲット!すかいらーくの裏戦略とは?

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「複数の種類を少量ずつ食べたい」という女性のニーズに対応した戦略は、あくまでも表テーマで、実は「裏テーマ」が隠されています。

「和ごはんとカフェ chawan」のメニューは、
・肉
・魚
・丼もの
・パンケーキセット
・キッズメニュー

があり、全てのメニューがトレーの中に収 まるように構成され、主菜が肉の場合は副菜が魚、主菜が魚の場合は副菜は必ず肉となっているんです。
また、うどんメニューを除くメニューのそれぞれに豆腐の小鉢とたっぷりの野菜が付き、1食分で5種類~12種類もの野菜を摂ることが出来るメニューで、「和ごはんとカフェ chawan」では店舗で一からだしをとって味噌汁を作るなど、調理に手間ひまをかけています。
今後はその土地で採れた食材や、大豆発酵食品などの伝統食材を提供することも検討しているんですよ。

すかいらーくの社長が話していた「裏テーマ」はメニューにも現れているように「健康感」になります。
なぜこの裏テーマを表に出さないのかというと、健康感を強調しすぎてしまうと 窮屈に感じられるためで、重視したいのは食べる楽しさを提供することだからです。

この裏テーマの「健康感」には、ショッピングセンターの利用の変化が関係しています。

郊外にショッピングセンターが次々と建ち始めた頃は、主婦にとって「ハレの場」でしたが、今ではどんどん日常化しているんです。
休日だけではなく、平日や週に何度も訪れる主婦が多く、中には1日中大型ショッピングセンターで過ごすという人も少なくないでしょう。
このことから、日常的に利用する女性客が重視する「健康感」が求められるようになっていることを、すかいらーくの社長が話しています。

今後の展開を模索!「chawan」で獲得したいノウハウとは?

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実はこの「健康感」を重視した店作りは、すかいらーくグループ全体で目指している方向性のひとつですがすかいらーくブランドの店舗は全国展開しているため、地産地消はとても困難です。

会社としてやるためには、同じ品質を持つ食材の安定供給をしなければならず、これを全店規模で行うには、提供量やコスト面などの課題をクリアしなければなりません。
ですが、今すぐは無理でも小規模店舗で健康感を重視したメニューを展開することで、そのノウハウを取り込み、既存のファミリーレストランに反映できると、すかいらーくの社長は語りました。

多くの人々が利用する商業施設への出店を強化するメリットとは「ノウハウの蓄積」だけではなく、ブランドの育成もあるのです。
すかいらーくの社長は既存のファミリーレストランと比較して、小規模店舗だからこそ、グループの総合力を発揮できて「健康感」というメッセージをよりはっきりと伝えやすくなり、「和ごはんとカフェ chawan」を長く続けられる店にして、今後は全国の駅ビルなどにも広げていきたいという抱負を持っています。

また、2015年4月10日には、埼玉県富士見市にある「ららぽーと富士見」で新業態「いろどり和菜 三○三(みわみ)」をオープンしました。
この店舗では、母親たちのショッピングセンターに対する要望を反映させるららぽーとの取り組みである「mama with LaLaport」に合わせて、ママに優しい要素をメニューやサービスに導入したり 、食育の一環として、子供が調理をして、できたての料理を家族一緒に食べることが出来る「料理体験コーナー」が設けられています。

ロードサイドにある店舗は車で来る利用客を待つという状態ですが、ショッピングセンターは人と店が密集して集まっているため、その環境で選ばれるためには、強烈な個性、そして魅力が必要です。
つまり、これまでの「待つ」という状態から「攻め」に転じなければなりません。

現在、すかいらーくは商業施設内のニューオープンの店舗を足がかりにして様々な攻め方を模索していますが、その中にファミリーレストランの将来を変えるヒントが隠されているかも しれません。

まとめ~外食産業でも健康志向は外せないテーマとなってきている!~

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外食産業と言えば、高カロリーな食事を思い浮かべる方も多いですが、 すかいらーくグループが新たに始めた「chawan」では、健康感を取り組んだ料理を食べることができることがわかりましたね。

健康志向の人が増えてきている中で、大きな企業がこのような店舗を出すことで、日常的にショッピングモールを利用する女性を含め、多くの人が安心して利用できますね。

今や健康志向という言葉は、食事をするうえで、切っても離せない関係になっています。
みなさんもこの「chawan」で、からだによい食事をしてみてはいかがでしょうか。


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