生活習慣病予防のカギは「油」だった!?酸化した油の不飽和脂肪酸が老化を促進させる?

生活習慣病の原因といえば、「油の摂りすぎ」が最も大きく取り上げられています。

しかしすべての油を排除してしまえば、逆に人間の体はバランスを崩してしまうものです。

単純に油といっても、油の種類や油の状態によって体に悪影響を与えるかどうかが決まります。

生活習慣病を促進してしまう油とはどのようなものか?

逆に生活習慣病を予防する油の選び方とは?

気になる油について調べてみました。

油はどのように酸化するのか?酸化を早めてしまうものは?

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私たちが日常的に使う食用油は、酸化と劣化によって傷んでいくものです。

正しい保存方法を知らなければ、食用油の酸化速度に大きな差が生じてしまいます。

油の酸化の原因は、「酸素」「湿気」「熱」「光」「金属イオン」「微生物」「酵素」等の作用により、不快な臭いを発して酸化します。

酸   素 ⇒ 酸素が油と結合して酸化反応を起こす。
湿   気 ⇒ 湿度が高いほど酸化速度はあがります。
        湿度が10度上がるごとに反応速度が2倍に上昇。
金属イオン ⇒ 「銅」「鉄」「マンガン」「ニッケル」「クロム」「コバルト」等
        金属イオンは酸化媒体として作用します。
        前処理や製造、保存などの家庭で金属類との接触は避けましょう。
  光   ⇒ 太陽光線だけではなく、蛍光灯等の光も酸化を促す原因です。

        
家庭用の食用油の多くはプラスチックボトルであるため、光も空気も通りやすくなっています。

もちろん各メーカーは、光や空気が通りにくいプラスチックボトルを採用していますが、業務用のスチール缶と比較すると酸化速度には大きな差が生じます。

食用油を正しく保管するためには、まず容器の性能関係なく、普段から流しの下等、涼しくて光が当たらない場所に保存しましょう。

また油を揚げ物などに利用して、その後そのまま放置すると揚げカスによって油の酸化、劣化を早めることになります。

油を利用したあとは、速やかにこし器で揚げカスを取り除き、蓋ができる瓶等に入れて冷暗所に保存するのが理想的ですね。

油の使い回しは危険?酸化した油を体内に入れるとどうなる?

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揚げ物をした後の油を、一回で処分する人は少ないのではないでしょうか?

油の状態にもよりますが、大体2~3回程度利用してから処分する人が多いのですが、油の保存状態によっては黒く変色していたり、嫌な臭いがして、酸化してしまっていることがあります。

酸化した油を体内に入れると、「胃もたれ」「下痢」「嘔吐」を起こす危険がありますので、長い期間揚げ物をしないのであれば速やかに処分する必要があります。

何故酸化した油を体内に入れることで、このような症状が起きるかというと、酸化した油自体が腸内での吸収がよくなく、腸管内壁を傷つけることによって下痢等の症状が発生します。

また酸化した油を使った食事を取り続けることで、体内の活性酸素が増加するということが判明しています。

活性酸素が増加すれば、体内の細胞膜が攻撃をされてしまい、体内の老化がどんどん進行することになります。

食事をほとんどコンビ二や外食で済ませている人は、購入した揚げ物を上げた油がすでに酸化している油で揚げている可能性があるので、常に揚げ物を購入するのは控えたほうがいいでしょう。

不飽和脂肪酸が酸化した油の正体、過酸化脂肪酸とは?

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食用油として多く利用されている植物性油には、不飽和脂肪酸がたくさん含まれています。

不飽和脂肪酸は非常に酸化しやすい性質があります。

不飽和脂肪酸等の脂質は酸化することで、過酸化脂肪酸に変化します。

過酸化脂肪酸は古くなった油に例えられることが多いのですが、酸化した油はベトベトになってこびりつきやすくなり、一度付着すれば取りにくくなります。

過酸化脂肪酸等、一度酸化した脂肪は体に蓄積されやすい特性があります。

過酸化脂肪酸が皮膚で発生すれば「シミ」「シワ」「くすみ」等の原因になります。

血液や血管で発生すれば「動脈硬化」「血栓」に繋がります。

実は中高年が発症しやすい生活習慣病の多くは、過酸化脂肪酸によるものがほとんどなのです。

生活習慣病を予防するためにも、過酸化脂肪酸になる可能性があるものはできるだけ避けたいものですね。

まとめ~体に悪い油を入れないために、酸化に強い油を選ぼう~

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油を完全に除去することは難しい上に、適度な油は体に必要です。

生活習慣病を予防するためには、「酸化に強い油」を積極的に取り入れる方法で悪い油を除去することを考えましょう!

酸化に強い油とは、抗酸化力が強いビタミンEが豊富に含まれている油です。

酸化に強い油としては、大豆油やコーン油、綿実油、菜種油等がビタミンEの含有量が多いです。

逆に日常的に利用されているサンフラワー油やパーム油には、あまりビタミンEが含まれていませんので、酸化しやすい油ということになります。

ちなみにごま油の場合、100g中にビタミンEは44.68㎎しか含まれておらず、大豆油の86.43㎎と比較するとビタミンE量が少ないのですが、ごま油には特有の抗酸化物質が含まれているので、酸化に強い油だとオススメできますよ!


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