「酒は百薬の長」は本当か?体に良いアルコールの飲み方とは?

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病気を予防するために「アルコールを控えましょう」とよく言います。
しかしアルコールには、薬をして利用されてきた歴史があり、ことわざにも「酒は百薬の長」「酒に十の徳あり」とあります。
アルコールを摂取するのは本当は体にいいことなのか?
アルコール摂取における健康効果や正しい飲み方を見出しましょう!

良薬より効果あり?酒は百薬の長と言われる所以とは?

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ことわざに「酒は百薬の長」、適量の酒は良薬よりも効果があると昔から言われています。
酒は百薬の長の所以は、漢書「食貨志下」にあり、漢を簒奪したものが言った「夫れ塩は食肴の将、酒は百薬の長、嘉会の好、鉄は田農の本」という言葉からきています。
現在は趣向品の一つと分類されていますが、人類の長い歴史を見ると、アルコールは最古から存在する薬でした。
お酒を飲むことで緊張をほぐし、ストレスから解放されることから、向精神薬として利用されていたのですよ。
アルコールには理性を司る前頭葉を麻痺させる作用があるので、ストレスの原因になる悩みや不安を忘れさせてくれるのです。
ストレスは体に本来備わっている治癒能力を低下させてしまいます。
しかしお酒を飲むことでストレスから解放され、治癒効果が向上することから百薬の長と呼ばれる存在になったのですね。

適度に飲んで健康に?アルコールがもたらす健康効果

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お酒を全く飲まないよりも、少量のお酒を飲酒する方が健康にいいです。
少量のお酒を飲むことで、善玉コレステロールを増加させる効果血液をサラサラにする効果血糖値を下げる効果を得られます。
さらにアルコールには、心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病などの発症率が低下するという研究結果も発表されているのですよ。
またお酒を飲むこよで胃の働きを良くしますので、食欲増進効果があります。
お酒を飲む時に何かを食べるのは、アルコールによる作用だったのですね。
そしてお酒を飲むと体はポカポカしますが、これはアルコールが血管を拡張させ、血流改善を行うので体が温まり、疲労回復効果や血管を詰まりにくくしてくれるのですよ。
これらの健康効果を知ると、まったくお酒を飲めないよりもお酒を飲むほうがアルコールの恩恵を得られるのです。

では主に現代人が飲むアルコール飲料別に、その健康効果を紹介します。

・ビール

ビールの素である麦芽には、ビタミンB2が多く含まれているので美肌効果があり、ホップには女性ホルモンに似た作用をもたらす物質が含まれているので、更年期障害によって起こる肩こり改善に役立ちます。
数あるお酒の中でもビタミンB群、カルシウム、リン、ナトリウム、カリウムなどのミネラルがバランスよく、しかも豊富に含まれています。

・ワイン

ワインにはポリフェノールがたっぷり含まれています。
ポリフェノールは抗酸化作用が高く、活性酸素と悪玉コレステロールを撃退する効果があります。
赤ワインは特にポリフェノールの種類が多く、10種類以上のポリフェノールによるアンチエイジング効果に注目が集まっています。
白ワインも負けていません。
白ワインにはポリフェノールもさることながら、高い殺菌作用があります。
大腸菌やサルモネラ菌など、食中毒の原因になる菌を殺菌する効果があり、腸内のバランスを整えてくれます。
またカリウムもたっぷり含まれていますから、余分な水分や老廃物の排出に役立ちます。

・日本酒

米から製造される日本酒は、栄養成分が豊富で約700種類も含まれているというデータがあります。
日本酒には美肌を作りだすアミノ酸やコウジ酸が豊富で、シミの原因であるメラニンを抑制します。
よく酒造工場などで勤務する人の手を見ると、色白でつやつやした美しい肌ですよね。
また日本酒には他のアルコール飲料よりも血行促進効果が高いので、栄養が体全体に行きわたりやすいというメリットがありますよ。

お酒の種類によって健康効果はさまざまですから、健康効果や季節気候に合わせて飲むアルコールを変えるがオススメですよ!

体にいいアルコールも飲みすぎはNG!大量飲酒のデメリット

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ここまでアルコールの健康効果を紹介してきましたが、それはあくまでも適量を守った場合に限ります。
大量飲酒は『酒は百薬の長、されど万病の元』で、アルコール中毒症、高血圧、心筋症、急性胃炎、急性胃潰瘍など、生活習慣病や様々な病気のリスクが高まります。
そのためアルコールは適量を守ることが重要なのです。
純アルコールに換算すると、1日あたり男性は25g、女性は15gが良いとされています。

お酒別に見てみると

・ビール   ⇒ 500ml
・日本酒   ⇒ 180ml
・焼 酎   ⇒ 110ml
・ワイン   ⇒ 180ml
・ウィスキー ⇒  60ml
・缶チューハイ⇒ 520ml

また毎日お酒を飲むのではなく、週に2日間は肝臓を休める休肝日を作ることも健康維持には欠かせません。
アルコールのメリットを損なうことなく、お酒を楽しみましょう!

まとめ~アルコールは適量であれば健康にプラス!ほどほどを守って健やかな毎日を送ろう!~

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病気になるとまずアルコール摂取を問題視されますが、実はアルコールは健康にいいものです。
これまでアルコールが健康に悪影響をもたらすというイメージは、アルコールの飲み方に問題があったのです。
美容にも健康にもいいものと判明すれば、アルコールを飲むことに抵抗があった人でも楽しめます。
まずはコップ1杯からアルコールを楽しむ時間を作ることは、ストレス解消にもコミュニケーションを円滑にするためにも必要でしょう。
もちろんアルコール量は適量を守り、ちびちびと飲む勧めるだけでもいいんです。
お酒がもたらすメリットと共に、楽しく明るい毎日を送れるのであれば、お酒に対する印象も変わりますね!


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