メタボって肥満のことだけじゃないの?メタボリックシンドロームの4定義をおさらい

健康診断の季節になると気になるのがメタボリックシンドローム。

若い時は軽い運動だけで、簡単に体重を減少させることができていたのに、年齢が上がると運動をしても簡単に体重は減りません。

それどころかお腹には贅肉がブヨブヨと乗っかってる状態で…。

事実、中高年になると肥満体型の人が一気に増加すると言います。

長い人生の中、老後に病気にならないためにも今の体形を維持したいものだと思っています。

メタボリックシンドロームといえば、肥満体型の人が該当すると思っていました。

ですが肥満体型の人ではない人も、メタボリックシンドローム、もしくはその予備軍と診断されることもあるそうです。

いったいどうしてでしょう??

メタボリックシンドロームとは、いったいどういう状態を指示した言葉だったのか。

自分の健康のためにも、知っておいたほうがいいですね。

ウエスト周りが大きな決め手!メタボリックシンドロームの診断基準

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現在メタボリックシンドロームの診断方法として一般的なのが「ウエスト周囲径」です。

本来メタボリックシンドロームを正確に調べるために、CT検査を受ける必要があります。

しかしCT検査を受けることができる施設は少ない上に、放射線の課題、費用などの問題で、どこでも簡単に行えるという理由で採用されたのです。

メタボリックシンドロームの診断基準は、内臓脂肪面積100平方センチメートルです。

そこで男性の場合は85㎝、女性の場合は90㎝をメタボリックシンドロームの診断基準としています。

女性の方がウエストの周囲径が大きい理由は、男性と比較して女性の方が皮下脂肪が溜まりやすく、男性と同じ量の内臓脂肪が溜まっていた場合、皮下脂肪の分だけウエスト周囲径が大きくなってしまうことが理由です。

ちなみにCT検査の場合、内臓脂肪面積100平方センチメートルに相当するウエスト周囲径は、男性84.4㎝、女性92.5㎝となっています。

そもそもなぜ内臓脂肪面積が100平方センチメートルなのかというと、「高血糖」「脂質異常」「高血圧」等の合併症が高くなるからです。

なぜウエスト周りが大きいだけではメタボには当てはまらないのか?

メタボリックシンドロームの診断方法は、ウエスト周囲径だと紹介しましたが、単純にウエスト周囲径が大きいからといってメタボリックシンドロームであるとすぐに確定するわけではありません

メタボリックシンドロームを確定するためには、ウエスト周囲径で判断する「内臓脂肪蓄積」に加え、「空腹時の血糖」「善玉コレステロールと中性脂肪の血清脂質」、「血圧」が一定以上の値を示している必要があります。

そもそもメタボリックシンドロームというものは、「血圧」「血糖」「脂質」の値が治療が必要なほど高い値ではなくても「動脈硬化」が進行しやすい状態のことを指示しているのです。

そのため単純にウエスト周囲径がメタボリックシンドロームの診断基準を超えていたとしても、他の要素が一定以下の値であれば、メタボリックシンドロームと診断されることがありません。

特に女性の場合、ウエストがポッコリしている原因はない内臓脂肪だけではなく、皮下脂肪が原因になっていることもあります。

そのため正しい判定はCT検査になることもあります。

なぜメタボリックシンドロームは危険なのか?

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メタボリックシンドロームが問題視され始めたのは、2008年に特定検診や特定保健指導に取り入れられてからです。

それまではそれほど大きく取り上げられることはなかったのですが、メタボリックシンドロームが多くの生活習慣病に繋がることがわかったからです。

そもそもメタボリックシンドロームが恐ろしい理由は、自覚症状がほとんどない点です。

知らないうちに危険な病をどんどん引き起こして、最終的には死への片道切符をいつの間にか握り締めていることになります。

メタボリックシンドロームが進行すると、まず動脈硬化を引き起こします。

そして動脈硬化によって、ある日突然「心臓発作」「心筋梗塞」「脳卒中」で倒れてしまうことも珍しくありません。

さらにメタボリックシンドロームと診断される人の多くは、「高血圧」や「糖尿病」「脂質異常」等を指摘されることが多いです。

糖尿病を発症していると、ますます動脈硬化は進行しますし、「網膜症」「腎臓障害」「神経障害」などの合併症を招いてしまうのです。

しかしメタボリックシンドロームと診断された時点で
生活習慣を改善すればその後健康に生活をすることが可能です。

そもそもメタボリックシンドロームの原因は生活習慣の乱れにありますので、「健康だから大丈夫」等とは言わずに、1年に1度健康診断を受けて早期発見することが重要ですよ!

まとめ~メタボは動脈硬化の予備軍!症状が出る前に体質改善~

メタボリックシンドロームと診断されることが、非常に恐ろしいことであるとわかりました。

まさかメタボから動脈硬化につながるなんて、自覚症状がないものだからこそ恐ろしいことですね。

しかし『単純にお腹が出ている=メタボリックシンドロームではない』という情報は嬉しいです。

もちろんお腹は出ていない方がいいですけど、ウエストの周囲径というのはあくまでも簡易検査であり、メタボリックシンドロームを早期発見するためのものだったのですね。

確かに体の大きな人、例えばお相撲さんや格闘家等の場合、ウエストが85㎝以上の人はザラにいますが、その中でもメタボリックシンドロームと診断される人はわずかでしょう。

しかしそれはあくまでも運動をしている人だから安心することができるわけです。

まずメタボと診断されないために、またメタボを改善するためには、まず体質改善を行うしかありません。

メタボと診断される人の多くは、暴飲暴食や運動不足に陥っていることがほとんどです。

そこで内臓脂肪を減らすために、食事の量を見直し、軽いウォーキングからスタートしましょう。

内臓脂肪の場合、増えやすいけど減りやすいという特徴があるので、まったく運動をしていない人がウォーキングを始めればすぐに効果を実感できるはずですよ!

肥満かもしれないって悩んでいる人も、皮下脂肪を同時に燃焼することもできますから、健康診断を良い機会と思って自分の生活を見直してみましょうね!


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