更年期障害の原因はホルモンバランスの変化にあった!身体に何が起こっているの?

みなさん一度は耳にしたことがある更年期障害。
しかし、更年期障害とは、病気なのか、なんなのかよくわからない方もいるかと思います。
更年期障害がもたらす影響やメカニズム、仕組み、またどんな症状があるのかについてみていきましょう。

更年期障害に関係するホルモンとは?

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閉経前後に女性ホルモンが減少することにより、自律神経などのバランスが崩れて「更年期障害」と呼ばれる様々な症状が起こります。

ホルモンという内分泌腺から分泌されて体内の様々な臓器の働きを調整する物質には、男女共通のホルモンもありますが、女性特有のホルモンもあるのです。

それは、卵巣から分泌される「エストロゲン」と「プロゲステロン」と言い、「エストロゲン」は「卵胞ホルモン」、「プロゲステロン」は「黄体ホルモン」とも呼ばれています。

これらは「女性ホルモン」と呼ばれています。

「エストロゲン」は「更年期障害」を説明するうえで欠かせないホルモンとなっています。

女性ホルモンは、脳からの指令により卵巣から分泌され、まず、脳の視床下部より「性腺刺激ホルモン放出ホルモン」が分泌されて、その刺激によって脳下垂体より「卵胞刺激ホルモン」「黄体化ホルモン」の2種類のホルモンが分泌されます。

この2種類のホルモンに刺激されて、卵巣から「エストロゲン」「プロゲステロン」が分泌されるというしくみで、卵巣には、女性ホルモンの分泌量を脳に戻すという働きもあります。

脳は女性ホルモンが多い時には分泌を抑えて少ない時には多く分泌されるなど、必要に応じて視床下部に指令が出ます。

更年期障害を発症するメカニズム

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更年期は閉経前後のおよそ10年間で、この時期はホルモンバランスが崩れることによって、様々な身体症状や精神症状が現れ始めます。

症状の現れ方は個人差があり、日常生活に支障が出るほどの症状のことを「更年期障害」と呼んでいます。

ちなみに医師により「更年期障害」と診断されるのは、更年期の女性の2割から3割程です。

この「更年期障害」を発症するメカニズムについてご紹介しましょう。

「更年期障害」の第1の原因は「女性ホルモンの減少」です。

女性ホルモンの「エストロゲン」そして「プロゲステロン」が、脳にある視床下部の指令により脳下垂体が性腺刺激ホルモンを分泌することによって卵巣から分泌されますが、年齢を重ねるとともに卵巣の機能が衰えると、脳の指令を受けたとしても卵巣から女性ホルモンが十分に分泌されなくなってしまいます。

そのために体がパニック状態になってしまい、様々な不調が生じてしまうということになります。

「女性ホルモンを分泌しなさい」という脳からの指令、そして「もう女性ホルモンを作ることが出来ない」という卵巣のメッセージが、

・自律神経機能の乱れ
・憂鬱な気分になる
・ほてり
・発汗

などの症状として現れるのです。

そして女性ホルモンの低下に加え、本人の性格や気質、夫婦関係や親子関係などの環境的な問題にも影響を受けて、様々な更年期障害の症状が生じるということになります。

「更年期障害」は個人差が大きく、それは遺伝的なもの、体質的なものも大きいのですが環境の影響もあります。

例えば育児が一段落したり、親の介護をすることになる、などといった様々な出来事があることによって、問題を抱え込みやすくなってしまい、このような環境のストレスから「更年期障害」の症状が出てしまったり、症状が重くなったりする事があるのです。

加齢以外の更年期障害の原因

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「更年期」というのは、閉経をはさんだ前後の5年間ですが、実は近年、20歳から30歳代の女性で女性ホルモンの分泌が乱れている人が急増しています。

卵巣機能が低下してしまうと

・動悸やめまい
・発汗
・落ち込む

など「更年期障害」に似た症状が見られるようになり、これを「若年性更年期障害」と呼んでいます。

「若年性更年期障害」の原因ですが

①太りすぎ、痩せすぎ
②激しいスポーツをする
③喫煙
④ストレス

があります。

①の「太りすぎ、痩せすぎ」ですが、急激なダイエットによる痩せすぎ、そしてリバウンド、暴飲暴食が理由の太りすぎはよくありません。
ホルモンバランスが崩れてしまって月経が止まることもあります。
実は太りすぎの人の45パーセント以上には排卵障害が見られ、月経不順、そして月経が止まるというのは女性の体に良くない影響を与えてしまいます。

ですので、適度な体重を維持することは大切なのです。

②の「激しいスポーツ」ですが、本格的にスポーツに取り組んでいる人は厳しいトレーニングや食事の制限があります。
これによって精神的な苦痛を感じたりストレスを感じてしまい、ホルモンバランスが崩れてしまいます。

③の「喫煙」は、タバコの吸い過ぎに注意で、卵巣や様々な機能をめぐる血液の量を少なくさせてしまい、ホルモン分泌に悪影響を与えてしまいます。

④の「ストレス」は、女性の社会進出、そしてライフスタイルの多様化によってストレスが増加傾向にあります。
イライラしたり職場でのプレッシャー、子育てと仕事の両立などから心理的なストレスが原因でホルモン分泌が悪くなってしまい、月経が止まることもあるのです。
そして生活のリズムが乱れている場合でも、ストレスの原因となりますので注意が必要です。

まとめ~更年期障害の症状を感じたら病院へ~

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更年期障害には、たくさんの症状とその原因があり、また症状には個人差もあることがわかりました。
自分は違うと思っていても、知らず知らずのうちに症状が出ていることもあるかもしれません。
閉経後は、気持ち的にも沈み、自分が思っている以上のストレスをかんじているかもしれません。
また、今は若い世代にも、更年期障害と同じような症状が出ることがあることもわかりましたね。
異常を感じたら、気軽に病院へ行ってみて、診断を受けてみましょう。
少なからず、気持ちが楽になり、快適に過ごしていけるかもしれません。

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