冷え性に効く漢方薬がある?市販、病院の処方薬それぞれを紹介

冬の冷え性だけでなく、夏のエアコンの温度設定や、冷たい飲み物ばかり飲むことによる冷え性にも悩まされる人は多いですが、西洋医学では冷え性に対する対抗策がありません。
しかし東洋医学の場合、昔から冷え性に対抗する手立てが用意されています。

元々東洋医学で用いる漢方は、自然由来のものを製薬しているので体の芯が冷えている冷え性にも効果的です。
最近では病院でも保険適応で漢方薬の処方を受けることが可能になりました。

また病院に行く時間がない人でも、ドラッグストアで販売されている冷え性用の漢方を飲むことで、冷え性の改善を試みることができるのです。

冷え性に効果的な漢方薬には種類があります。
名前が難しい漢方ですが、どんな漢方がどんな冷え性に効果があるのか?

厳選した漢方薬をご紹介しましょう。

冷え性の代表的な漢方を症状に合わせて紹介!

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症状別!冷え性に効果がある漢方薬

① 八味地黄丸(はちみじおうがん)

症状:「腰から冷えることが多い」「頭や手の冷えがきつい」「疲れやすい」「夜の排尿回数が多い」など

治療法:活力を増進して血行を促進し、体を温めることが可能です。

② 人参湯(にんじんとう)

症状:「お腹や手足が冷える」「元気がなく疲れやすい」「消化が悪くて胃がもたれる」「お腹が痛む」「吐き気、下痢をしやすい」など

治療法:消化呼吸を強め、体を温めてくれます。

③ 牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)

症状:「強い冷えを感じる」「元気がなく疲れやすい」「気力がない」「体が重く感じる」「下肢にむくみがある」「排尿が困難」など

治療法:体を温めて活力を増強し、水分を対外に排出してくれます。

④ 桂枝加苓朮附湯(けいしかりょうじゅつぶとう)

症状:「下半身に軽いむくみがある」「冷えて体がだるい、動かしにくい」「腰痛」など

治療法:体を温めて水分を除いてくれます。

⑤  当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)

症状:「『手足の指先の冷え』『下半身の内部や陰部の冷え』『下腹部の冷え』によって顔色が冴えない状態」など

治療法:体を温めて血行を良くするだけではなく、栄養状態も良くしてくれます。

上記5つの漢方薬は冷え性に効果がある漢方薬のほんの一部になります。

その他の漢方薬については、『冷え性を根本的に治すための改善法はありますか?』でも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

漢方薬は複数の生薬が、規定で定められた分量で配合されているものです。

漢方薬の種類と効果を紹介しましたが、最初は漢方薬を独断で選ぶのではなく病院等で漢方薬を処方してもらいましょう。

最近人気の漢方薬専門店には経験豊富な専門家がいますし、相談しやすい環境が整えられているので自分の冷え性に相談しやすいです。

漢方薬は西洋医学による薬に比べて強い副作用はないとされています。

しかし服用してすぐに効果が現れるものではありませんので、時間をかけて服用する必要があるものです。

そのため自分で漢方薬を選んで、体質に合わなければ意味がありません。

最初は自分の冷え性はどんなものか相談をして、体に合った漢方薬を選んでもらうのがオススメです。

市販薬で有名なガンマーオリザノールとは?

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冷え性は「自律神経の乱れ」によって引き起こされるものと考えられています。

そこで自律神経を正常化させることで冷え性を解消するために「ガンマーオリザノール」という市販薬に注目が集まっています。

ガンマーオリザノールとは、「コメ胚芽」「米ぬか」に多いポリフェノールの一種であり、コメ胚芽や米ぬかを搾って作る「米油」に含まれています。

熱の安定性が高く優れた抗酸化作用を発揮するので、様々な健康効果があるとして、医薬品にも活用されているのです。

ガンマーオリザノールの効果

① 自律神経整える
② 美容効果
③ 血中脂質の改善

ガンマーオリザノールを服用することで、自律神経のバランスを整えることが可能です。

現在人に多い肩こり」「腰痛」「眼精疲労の改善にも効果があるのですが、特に注目したいのは更年期に起こりやすい「不定愁訴」の改善でしょう。

不定愁訴は女性特有の冷え性の原因となるもので、冷えの他に、「めまい」「倦怠感」「頭痛」などを引き起こします。

しかし自律神経のバランスがガンマーオリザノールで正常化することで、不定愁訴を改善することになるので冷え性以外に更年期対策に効果的です。

またガンマーオリザノールによる美容効果としては、皮膚の調子を整える効果や紫外線や酸化を防ぐ効果があるため、最近では多くの化粧品に取り入れられるようになりました。

それ以外に脂肪資質代謝にも効果があるので、コレステロールが心配な人は積極的に取り入れているのです。

しかし医薬品として使用されているガンマーオリザノールにも副作用はあります。

ガンマーオリザノールの副作用

0.1~5%未満

・眠気
・下痢
・嘔吐
・吐き気

0.1%未満

・めまい、ふらつき
・頭痛
・便秘
・腹痛
・食欲不振
・動悸
・口内炎
・むくみ

健康に効果があるとはいえ、副作用のことは頭に入れておいた方が絶対にいいです。

医薬品としてガンマーオリザノールを使用する場合、副作用がつらいと感じたら、冷え性やその他症状に効果があるとはいえ使用を中止しましょう。

冷え性に有効なビタミン剤はどんなもの?

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冷え性の改善によく利用されるのが「ビタミン剤」。

ビタミン剤には女性ホルモンや自律神経の働きを整え、血行を促進する「ビタミンE」が配合されていることが理由です。

ビタミンEといえば、よく美容に良いと紹介されますが、その理由は血行が促進されれば、体内の老廃物を集めやすくなる、つまり新陳代謝が活発になることに繋がりることが関係しています。

ビタミンEは脂溶性ビタミンで、油脂に溶けやすいビタミンになります。

血管の機能を正常化させる効果があるので、動脈硬化を防ぐことができます。

動脈硬化が発生するということは、血の巡りが滞り血行が悪くなるので、体が熱を上手に生み出すことができなくなります。

動脈硬化を予防するためにビタミンEを取るということは、冷え性の改善にも役立つということですね!

ビタミンEはビタミン剤以外からの摂取も可能です。
食品であれば「うなぎ」「マグロ」などに多く含まれています。

参考:夏バテ対策といえば!のうなぎが手に入らない?市場の現状とうなぎの栄養価をまとめてみた

冷え性対策食材としてよく紹介される「唐辛子」にも、100gあたり30mgもビタミンEが含まれているので、冷えに悩んだ時は積極的に食べたいですね!

    まとめ~セルフケアで改善しない場合は病院を受診しよう!~

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    冷え性を改善する方法はいろいろあります。
    「外気で体を冷やさない」「運動をする」「体を温める食べ物を食べる」など。

    しかし上記の方法は根気よく続けることで、初めて効果を実感できる冷え性対策です。
    冷えは万病のもとといいますが、生活習慣病の引き金にもなる可能性があるのです。

    そのため長年冷え性で悩んでいる人は、上記のセルフケアに加えて漢方薬等を利用するのがオススメです。
    冷え性で病院を受診するのは大げさだという人もいますが、それは間違いです。

    最近は西洋医学でも冷え性を改善できないかという考えが広がっていますし、病院であれば適切な漢方薬を処方することができるので、冷え性をよりスムーズに改善することが可能な時代になってるのです。

    また以前まで保険適応外だった漢方薬も、保険適応が認められるようになり、冷え性が改善するまで漢方薬を飲み続ける環境が整っています。

    これを機会に一度自分の冷え性を見直し、病院で医師と一緒に冷え性を改善するのもいいのではないでしょうか?

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