男性が冷え性になる原因って?あなたも実は冷え性かも

冷え性というと女性の悩みだと思われがちですが、実は近年冷え性に悩んでいる男性が増えているようです。
最近体が冷えやすいなと感じたら、もしかするとそれは冷え性かもしれません。

男性が冷え性になってしまうのには、様々な原因があります。
今回は、男性が冷え性になる原因を細かく調査してみたので、自分がどれくらい当てはまるかチェックしてみてください。

冷え性の4つのパターンとその症状とは?

冷え性には大きく分けて「四肢末端型」「下半身型」「内蔵型」「全身型」の4つのパターンがあります。

・四肢末端型冷え性
四肢末端型とはいわゆる末端冷え性のことです。
手足の冷えが特徴で、症状が酷いと眠りが浅くなりやすく睡眠障害につながってしまうこともあります。

・下半身型冷え性
下半身型は、足先の冷えが下半身全体に広がった状態で、足のむくみやだるさを感じることが多いです。
中には下半身だけ冷えて、上半身に熱がこもってしまい、顔や上半身だけのぼせているように感じる「冷えのぼせ」といった症状が出ることもあります。

・内蔵型冷え性
手足は温かいのに、お腹が冷えるといったタイプは内蔵型の冷え性です。
体の中が冷えている状態で、内蔵の機能が低下してしまいます。
手足は温かいケースも多いので、冷え性だという自覚を持ちにくいのも特徴です。

・全身型冷え性
冷えが体の全身に広がってしまった状態です。
体全体が低体温になることで、免疫力が著しく低下してしまいます。

男性が冷え性になる5つの原因

冷え性は様々な要因によって引き起こされてしまいます。
今回は男性が冷え性になる大きな原因を5つにまとめてみました。

1.筋肉量の低下
熱を生産する上で筋肉は体の中でも重要な器官です。
運動不足が原因で筋肉量が低下してしまうと、冷え性の原因になってしまいます。
特に下半身の筋肉が衰えてしまうと、冷え性になってしまう確率が上がってしまいます。

熱を作り出す上で重要な筋肉は、熱を体中に運ぶ上でも重要な役割をしています。
体温を保っていられるのは、血液が栄養素や酸素と一緒に熱を全身のすみずみまで運んでくれているからです。
筋肉には血液を送り出すポンプのような役割も持っており、特に下半身の筋肉は心臓から送り込まれた血液を心臓に送り返すために重要なポンプとして働いています。

デスクワークが中心であったり、車や電車移動がメインになってしまうことで下半身の筋肉量が低下してしまうと、血液の循環が上手くいかなくなってしまい男性でも冷え性になってしまいます。

2.自律神経の乱れ
自律神経は体温を調節する上で、重要な役割をしています。
脳が暑いと感じると自律神経が血管を広げて、熱を逃がしやすくします。
逆に寒いと感じると自律神経は血管を収縮させて熱が逃げないようにします。

自律神経は乱れる原因1つがストレスです。
ここでいうストレスとは精神的なものだけでなく、身体的なものも含まれており、体の不調が続くと、脳はストレスを感じてしまいます。
例えば、体の一部分のコリなどがとれないと、常にストレスを受けている状態です。

仕事環境によっては、人間関係における精神的なストレスや、デスクワークによる腰痛や肩コリがストレスとなって自律神経が乱れてしまい、体温調節が上手くできなくなってしまう可能性があります。

3.男性ホルモンの低下
女性が冷え性になりやすい原因の一つにホルモンバランスの乱れがありますが、実は男性もホルモンバランスが崩れることで、冷え性になってしまうことがあります。

男性は女性のように大きくホルモンバランスが崩れることはありませんが、20代をピークに男性ホルモンは少しずつ減少していきます。
男性ホルモンの減少の仕方は人それぞれで、外的要因によって男性ホルモンが著しく減ってしまうこともあるのです。
男性ホルモンの低下は、男性更年期の症状を引き起こし、その症状の1つとして冷え性になってしまう人もいます。

4.動脈硬化
血液は熱を体中に運ぶ役割をしているので、血液の循環が上手くいかなくなると冷え性になるリスクが高まります。
血液の循環を邪魔する大きな原因が動脈硬化です。
血管にコレステロールが溜まると動脈硬化が促進されてしまいます。
動脈硬化が促進されると、血管は硬く分厚くなってしまい血液が流れにくくなってしまいます。

内臓脂肪が多い人は、このような動脈硬化が進行しやすいと言われています。
健康診断でコレステロール値が高かったり、肥満気味だと言われた人は要注意です。

5.ミネラルとビタミン不足
ミネラルとビタミンが不足してしまうと冷え性になってしまいます。
私たちは食事からエネルギーや熱を生み出していますが、このときにエネルギーや熱を取り出すのに亜鉛・鉄・マグネシウムといったミネラルや、ビタミンB1・ビタミンB2といったビタミンが必要です。
そのため、ミネラルやビタミンが不足してしまうと効率的にエネルギーや熱を生み出すことができなくなってしまい、体温が下がり冷え性につながってしまいます。

冷え性の改善に効果的な方法とは?

冷え性を改善するには、普段の生活全体を見直すことが大事です。
今回はその中でも重要な3つのポイントを紹介します。

・適度な運動をする
冷え性を改善するための1つ目のポイントが生活の中に運動を取り入れることです。
筋肉量が増えれば、基礎代謝を上げてより熱を作りやすい体になります。
また筋肉のポンプとしての働きがよくなることで全身に血液を送りやすくなります。

なかなか運動の時間をとれないという人は、スクワットや簡単なストレッチを取り入れるだけでも効果的です。
下半身の筋肉は体の中でも大きな筋肉なので、トレーニングの効果が出やすいのが特徴です。
またストレッチを行うことで血行の巡りを良くする効果と、リラックス効果で自律神経を整える役割もしてくれます。

・食生活の改善
冷え性を改善する上で食生活の改善はとても重要です。
食生活が改善されると、運動による効果も引き出しやすくなります。

炭水化物中心の食生活になっている人の多くが、タンパク質やミネラル、ビタミンといった栄養素が不足しがちです。
筋肉量を増やすためにはタンパク質は欠かせません。
体を動かすためのエネルギーとなる炭水化物ですが、ミネラルやビタミンが不足していると、炭水化物からエネルギーや熱を生み出すことができません。
このような栄養素をバランス良くとることで、冷え性の改善につながります。

また、体を温める効果のある食材を上手に取り入れることもおすすめです。
生姜やタマネギ、大根といった食材には体を温める効果があります。
香辛料の多くにも体を温める効果があるので、そういった調味料を使って調理するとより効果的です。

・睡眠の質を高める
男性の冷え性の原因となる自律神経の乱れや、男性ホルモンの低下は睡眠の質を向上させることで改善することが可能です。

男性ホルモンの分泌は睡眠時に一番多くなります。
しかし、睡眠の質が下がるとホルモンの分泌量が減ってしまいます。
ストレスを感じていると交感神経が刺激されて、睡眠の質が下がってしまいます。
睡眠の質を高めるためには、眠るまでに体をリラックスモードに導いてやることが大事です。

おすすめは眠る前にしっかりと湯船に浸かることです。
夜はシャワーで済ますという男性も多いと思いますが、熱すぎないお湯に浸かることにはリラックス効果があり、自律神経を整え睡眠の質を整えてくれます。
体を温めることで、血液の循環も良くなるので冷え性の改善に最適です。

入浴によってリラックスモードになった体を再び交感神経を刺激しないように、眠る前にスマートフォンを見ないように気をつけましょう

まとめ~冷え性は病気のサイン?男性更年期につながるので早めの対策をしよう~

冷え性になる男性が増える一方で、冷え性の対策を行っていない男性は多いようです。
しかし、体の冷えは放っておくと他の病気につながってしまうことも。

体温が1℃下がると免疫力が約30%も落ちると言われています。
免疫力が低下すると風邪やインフルエンザにかかりやすくなるだけでなく、注意しなくてはいけないことは癌のような大病のリスクをあげてしまうことです。

また、冷え性の大きな原因でもある動脈硬化は、放っておくと脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす可能性があります。

最近では男性にも更年期障害があることが分かってきており、冷え性は男性更年期の初期症状です。

このように男性にとって冷え性は、様々な病気のサインとも言えます。
冷えを感じ始めたら、放っておくのではなく、早めに対策をとりましょう。
今回の記事で、思い当たるところがある人は、ぜひ冷え性対策を始めてみてください。


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