喫煙が身体に及ぼす悪影響とは?活性酸素の脅威を知ろう

皆さんはタバコを吸いますか?
昔から、未成年の喫煙者の増加が進行しているという問題はありましたが、最近では女性の喫煙者も増えましたね。

しかし、どんな人にも同じようにタバコには害があります。
普段から、タバコには害があるとは耳にしますが、今回は活性酸素など、私たちの身体への悪影響について詳しくみていきましょう。

タバコはどのような影響を体に及ぼすのか?

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タバコの成分には、

①タール成分
②一酸化炭素ガス成分
③発がん性物質

があげられます。

①タール成分
口の中の粘膜や肺の中で行われる酸素交換の際に、体に取り入れられて全身を回り、体の中の「アドレナリン」がホルモンの分泌を活発にさせます。
それによって血管収縮作用によって血圧が上がったり、心拍数が上がったりという反応が出ます。

それだけではなく体の末梢にある毛細血管まで収縮させますので、指先などの血流を止めることにもなるのです。
このような血行不良の状態が続くことによって、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を悪化させるだけではなく、肌荒れやシワの原因になることが分かっています。
血液中のコレステロール値、血糖値の高い人は禁煙をすることが望ましいです。

②一酸化炭素成分
タバコの煙に含まれているもので、これは肺の中で酸素交換を妨げる物質になります。

酸素交換は肺の中で、血液中のヘモグロビンと酸素が結びつくことによって行われます。
けれど、一酸化炭素ガスは酸素よりも240倍もヘモグロビンと結びつきやすいのです。
タバコを吸った時、一酸化炭素が酸素の代わりにヘモグロビンと結びついてしまい、体の中に酸素が足りない状態になりやすくなります。

この状態が長く続くことにより、動脈硬化などの血管病変が起こり、「心筋梗塞」「脳卒中」などを引き起こしてしまいます。

③発がん性物質
発がん性物質は、タール成分を含め40種類あることが分かっています。

喫煙は、何と男性の肺がんの67%に関わっています。

特に問題となっているのは「未成年の喫煙」です。
未成年期に喫煙すると、肺がんになってしまった場合の死亡率が統計上、高いことが分かっています。

その原因は成長発達が活発である時期にタバコを吸うことによって、発がん性物質が働きやすいことが考えられています。

しかしここで気になるのが、最近認知度が高くなっているIQOS。
IQOSはニコチンを含みますが、タールや一酸化炭素がほとんど発生しません。
話題のアイコスは健康にどう影響するのかを従来紙巻タバコと徹底比較

タバコの影響が考えられる病気

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タバコは「ニコチン」「タール」「一酸化炭素」をはじめとし、400種類以上もの化学物質、200種類以上の有害物質、50種類以上の発がん性物質が含まれています。

タバコを吸う人は

・がん
・心臓病
・脳卒中
・肺気腫
・喘息

などの病気になりやすいということはご存知の方も多いでしょうが、実は「歯周病」にもなりやすいのです。

この「歯周病」は歯周ポケットに住みついた細菌によって起こるもの。
タバコが歯周病の発症、そして進行に大きな悪影響を与えるリスクの要因であることが明らかになっています。

しかも進行が速く、喫煙は骨や歯肉などの「歯周組織」を激しく破壊すのです。
喫煙者は喫煙しない人と比べると2倍から8倍で歯周病にかかりやすくなっています。

喫煙が原因の歯周病は「喫煙関連歯周炎」に分類されて、治癒のためには「禁煙」が必須になるんです。

タバコを吸うと増える活性酸素はどんな影響がある?

活性酸素」というのは通常の酸素と比べると物を酸化する力が強い酸素のことで、体内に侵入した細菌などの異物を撃退したり、体内の酵素反応を促すなど、私たちの体にとって大切な役割を果たしています。

ところがこの活性酸素、増えすぎると体に悪い影響を与えるんです。

細胞の外側の「細胞膜」は「不飽和脂肪酸」で作られていますが、活性酸素と結びつくと酸化をし、「過酸化脂質」になり、がんや老化、そして動脈硬化を引き起こします。

つまり「過酸化脂質」になることによって細胞が老化し、鉄が酸化をして錆びるのと同じで、活性酸素の影響で体内でも酸化が起き、体がさびるということになります。

タバコを吸った場合、タールが肺に入ると、体内はタールを異物と判断するのです。
すると活性酸素が作り出され、タールだけではなく、何と肺の組織も攻撃して破壊してしまいます。

そしてタバコの煙そのものに活性酸素の1つである「過酸化水素」が含まれています。
「過酸化水素」は酸化剤、消毒殺菌剤や漂白剤に使用されているものです。

つまり、タバコを吸うということは、活性酸素そのものを摂取していることになりますね。
この活性酸素についての影響ですが、実は喫煙者だけではなく喫煙者の側にいる人にも同じ被害が起きます。

また活性酸素はがん細胞を抑える働きをする細胞も攻撃しますので、がんが発生する確率が高くなってしまうのです。

これが「タバコを吸うと肺がんを発症する確率が高くなる」という理由になります。

まとめ~百害あって一利なし!タバコの悪影響を知ろう~

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タバコの成分や身体への影響などをみてきましたが、本人だけでなく、周りの人へも影響し、 本当にタバコには悪影響しかありません。

ストレス発散や、習慣として喫煙する方が多いかもしれませんが、たくさんのリスクがあるタバコですので、量を減らしたり、やめる努力をして、事前に病気を防げるといいですね。


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