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多発性脳梗塞はどのような症状がある?脳梗塞とはどこが違うの?|脳卒中の予防と対策【しあわせサプリ】

脳卒中の中でも脳梗塞は最も危険な病気といえます。脳卒中での死亡率の6割が脳梗塞によるもの。

 

高齢者を中心に誰にも起こりうる脳梗塞には気を付けないといけません。

 

 

多発性脳梗塞とは複数の脳梗塞が点在して起こることです。

 

脳梗塞と症状は変わりませんが、ラクナ脳梗塞という小さな脳梗塞が多数発生するという点で普通の脳梗塞とは異なっています。

 

脳梗塞は脳の血管が血栓や動脈硬化によって詰まることで起きる病気ですが、中でもラクナ脳梗塞は細い血管が詰まって起こる脳梗塞です。

 

脳の血管で太い血管から枝分かれした細い動脈を「穿通動脈」といい、そこに1.5センチ未満の小さな梗塞が起きた状態をラクナ脳梗塞と呼びます。

 

遺伝的に細い血管が動脈硬化になりやすい日本人はラクナ脳梗塞になりやすく、日本人の脳梗塞患者の35%を占めているのです。

 

ラクナ脳梗塞には大きな発作が起こらず、麻痺やしびれを感じる程度で無自覚のまま進行してしまいます。気づかないまま脳の各所に発生してしまう、これが多発性脳梗塞なのです。

 

 

多発性脳梗塞がもたらす病気と後遺症を知ろう

多発性脳梗塞はどのような症状がある?脳梗塞とはどこが違うの?|脳卒中の予防と対策【しあわせサプリ】

多発性脳梗塞の症状は、パーキンソン病の症状と似ており間違って判断されることも少なくありません。

 

パーキンソン病は全身の筋肉が固まってしまい自由に動けなくなる病気です。
多発性脳梗塞で感じる麻痺がその症状に似ていると言われます。

 

また、感覚障害や記憶障害などの症状がありますが、特に多発性脳梗塞では記憶の低下が顕著なのが特徴です。
認知症になるケースが多く、特にまだらに機能が低下するまだら認知症になる場合が多いのです。

 

これは、高次脳機能障害という後遺症の一つが原因です。記憶と思考の脳の機能が正常に働かず、学習することが困難になり注意散漫になってしまうのです。

 

集中力も低下し、言葉の理解や表現も困難に感じるようになります。そこからうつ病を併発する場合も多く、患者にとってはとても辛い症状と言えるでしょう。

 

勿論、普通の脳梗塞と同じく片麻痺などの運動機能の障害や嚥下障害なども後遺症として起こります。

 

気づかぬ間に進行している多発性脳梗塞は、早めに感知し早期発見することが大事です。

 

 

まとめ〜隠れ脳梗塞に注意!手遅れになる前に生活習慣を見直し多発性脳梗塞を防ごう

多発性脳梗塞はどのような症状がある?脳梗塞とはどこが違うの?|脳卒中の予防と対策【しあわせサプリ】

多発性脳梗塞は多発した小さなラクナ脳梗塞によるものですが、このラクナ脳梗塞は「隠れ脳梗塞」とも呼ばれているのです。それは症状が小さい、もしくは症状が出ないからです。

 

症状を感じないまま、小さな脳梗塞が増え続け少しずつ進行してしまうのですから恐ろしい病気と言えます。手遅れにならないためにも早期発見が大事ですので、些細な症状でも気になったら専門病院を受診しましょう。

 

また、やはり肝心なのは予防です。多発性脳梗塞も原因は動脈硬化であり、動脈硬化を引き起こし加速させる生活習慣は改善しなければいけませんね。

 

高血圧は脳梗塞の第一の敵です。高血圧の原因は食生活や運動不足、ストレス、喫煙など様々ですがどれも意識一つで改善することは可能なのです。特に喫煙は高血圧の直接の原因ともなるので禁煙の努力をしましょう。

 

健やかな毎日を突然襲う多発性脳梗塞、生活習慣を見直して危険因子を取り除いて予防に努めましょう!